ローリスクハイリターンな投資としての子育て

40代 家事、育児、教育、投資を中心に生活しています。楽しい生活をおくるための考え方や料理、おすすめ映画、おすすめ本など。

カテゴリ: 金融教育

私のよく読むブログ記事でこんなものがありました。家電製品のレビューなど面白い記事が多いのですが、理解に苦しむ部分があったので、私なりに考えてみました。

<記事の概略>

子供に遺産を残すと様々な問題を引き起こす

お金に関して何かしらを残すと(負債、資産共に) 良からぬエネルギーを発する

成人したら自立させる

自分の人生は子供のためではないので、自分が生きているうちに使い切りたい

お金で苦労したことは自分の人生にとってとても有益だった

そういった意味で親にはとても感謝している


というような記事でした。このブログ主はお金に関して相当苦労したようです。そのことが、お金について深く考えるきっかけを与えた。つまり今の自分があるのは、苦労を与えてくれた親のおかげであるという論理です。

「子孫のために美田を残さず」という故事成語はいろいろと解釈があります。「かわいい子には旅をさせよ」的な意味で使う人も多いように感じますが、「美田」を金融資産や不動産に限定した場合には理解出来なくもないですが、子供に対する教育も立派な資産であると考えれば、「教育」しない親であることを誇らしいと思う感覚は理解できません。

それにしても、私が資産家の子供で、自分の親が自分と関係ないこと、例えば寄付や浪費とも思える使い方をしていれば、なにか言いたくなるような気がします。そして、実際にそれを言ったとしたら、死んだあとどころの話ではなくなり、現生での醜い争いが起ころうであろうことは目に見えています。

「遺産相続で揉めるのは嫌だから何も残さない」という考えよりも「遺産相続で揉めてもそれなりの解決案で妥協できる能力を身に着けさせるよう教育する」という発想の方が、残された子供に感謝されるのではないでしょうか。少なくとも私は、そう思います。

 

毎月分配型投信について面白い話を聞きました。雑誌やネット記事では毎月分配投信の非効率な部分は語り尽されている気がしますが、メリットについては理解が足りないという話です。

そのメリットとは毎月分配金を再投資することによって口数の定期的な増加が見込めるとのことです。年一回決算の投信は原則的に分配金はほとんど出さないので基準価格の上昇は見込めるものの、口数増加という考えはありません。一方、毎月分配型投信は定期的な買い付けをします。仮に基準価格が下がっても、口数を多く買い付けできるという効果も期待できるそうです。実際、人気があるファンドは毎月分配であることが多いですが、毎月分配投信だからといって、非効率だから投資対象外と考えるのは早計のようです。

いずれにしても、買い増ししない限りは、毎月分配金を受けとってしまえば、口数が減ることはあっても、増えることはありません。分配金受け取りが今すぐ必要でなければ、再投資という選択が良いようです。

富裕層などの大口先は投信を金額でなく口数で考えるという話も聞きました。基準価格は毎日変動しますが、口数は基本的に変わりません。株などにも言えるようですが、基準価格や株価に一喜一憂するのではストレスが溜まるばかりです。価格がどうなろうと基本的には口数は変わらないのだから、投資においては口数を基準に考えるべきとのことでした。私自身、何年もいろいろな金融商品を運用していましたが、こういった基本的スタンスというのは分かっているようでも忘れてしまっていた気がします。













以前私はお金の相談をお金のプロに相談してはいけないとは思わないことを記事にしました。少し違った視点ですが、こんなブログ記事があったので、私の経験を踏まえながら読んで考えてみました。


 ブログ主は保険業界での勤務経験があり、その体験を元にしている

 営業担当者から契約見込み先として友人の紹介を促される

 生命保険の営業に興味ある人の勧誘を依頼される

 友人に営業することは「人間関係にひびが入る」のでしたくない

 なぜなら、営業することで友人から間接的にお金をもらうことになるから

 そうなったら、それは友達関係ではなくなる


保険業界に限らず、全くスキルのない営業社員が初めに営業の見込み先として挙げることのできる候補者は、それまで培ってきた人間関係に頼るしかありません。新規に事業を立ち上げる場合でも、過去のスキルを活かして・・・というケースが多いのは、過去に培ってきた人間関係を土台にすることが成功の近道だからです。
上記のブログを読むと、友人関係においての損得勘定つまり営業して商品を買ってもらうことは友人関係の破たんにつながるという結論のようですが、少し疑問を持ちました。

私は過去に銀行で営業を担当していました。中学生時代からの友人の多くが地元で働いており、マイホームの購入を考える世代でもあります。私と友人とは中学卒業後、別の高校へ進学しましたが、今でも月1回くらいは集まって話をする仲です。友人がマイホームを建てることになり、当然住宅ローンについても積極的に営業しました。銀行の営業とはお金を貸すことです。一度に何千万ものお金が動く住宅ローンは営業担当者にとって意地でも獲得したい案件です。
何度も友人夫婦のアパート先を訪問し、積極的にセールスをしました。しかし、契約は獲れませんでした。単純に他行の金利競争で敵わなかったからです。

私は自分の勤めている銀行のローン金利が他行に比べて高い(友人にとっては余計に金利負担が増える)ことは百も承知でした。しかし、住宅ローンは単に金利水準が全てではありません。保証料や繰り上げ返済手数料などを総合的に判断する必要があります。そういったものを総合的に判断して友人にとってもメリットがあると考えてのセールスでした。契約は成立しなかったものの、その後の友人とは今まで通りの付き合いが続いています。
思い返してみて、仮に契約が成立しても友人関係に亀裂が入ることはないと思います。自分が自信を持って薦めることのできる商品を友人が積極的に購入してくれれば、お互いの利益であり、友人関係にひびが入ることはありません。

上記のブログでは購入する生命保険商品は保険会社のメリットが大きく、購入者は洗脳されているような言い回しですが、保険商品を購入するという安心感を提供しているのだから、一方的に購入者からお金を搾取するような言い回しは誤解を招くと思います。
友人にお金を貸すことは一般的にやめるべきなのは、それが債務不履行になる可能性が高いからです。では友人へのプレゼントはどうでしょうか。そのプレゼントは行為への感謝を示す間接的なお金のやりとりではないのですか。貰っただけでは気まずくなり、お返しを考えませんか。それは金銭のやりとりとどう違うのでしょうか。友人と金銭的なやり取りを避けることはトラブルの芽を摘むことだから、避けるべきだという結論は、プレゼントはしない、余計なことを話すかもしれないからなるべく話はしないということになると思います。

友人への営業を避ける行為は、理解できなくはありませんが、それが全て友人関係の破たんに通じるような言い回しは極端ではないかと思います。法的に認可されている生命保険商品なのだから買い主にメリットが全くないはずはありませえん。それをどう判断するかは個人の自由ですが、保険会社にとって利益率が高いということは、それに見合うリスクをとって保険会社が運用していることでもあります。利益率の高い商品がなぜ利益率が高いのか、を考えてみれば「低いリスクで高い運用利回り」などが幻想であることが分かるはずです。

「損得勘定のない友人関係」を理想とするのは、損得勘定の対象としている範囲が狭いだけなのではないでしょうか。自分は損得勘定で動かないと思って行動する人も、それは「損得勘定で動くと思われる人間とみなされることは損である」と認識しての行動であるはずです。自分は損得勘定で行動していると認識することは円滑な友人関係を構築する上で重要であると思います。






 

 

  
 

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