毎月分配型投信について面白い話を聞きました。雑誌やネット記事では毎月分配投信の非効率な部分は語り尽されている気がしますが、メリットについては理解が足りないという話です。

そのメリットとは毎月分配金を再投資することによって口数の定期的な増加が見込めるとのことです。年一回決算の投信は原則的に分配金はほとんど出さないので基準価格の上昇は見込めるものの、口数増加という考えはありません。一方、毎月分配型投信は定期的な買い付けをします。仮に基準価格が下がっても、口数を多く買い付けできるという効果も期待できるそうです。実際、人気があるファンドは毎月分配であることが多いですが、毎月分配投信だからといって、非効率だから投資対象外と考えるのは早計のようです。

いずれにしても、買い増ししない限りは、毎月分配金を受けとってしまえば、口数が減ることはあっても、増えることはありません。分配金受け取りが今すぐ必要でなければ、再投資という選択が良いようです。

富裕層などの大口先は投信を金額でなく口数で考えるという話も聞きました。基準価格は毎日変動しますが、口数は基本的に変わりません。株などにも言えるようですが、基準価格や株価に一喜一憂するのではストレスが溜まるばかりです。価格がどうなろうと基本的には口数は変わらないのだから、投資においては口数を基準に考えるべきとのことでした。私自身、何年もいろいろな金融商品を運用していましたが、こういった基本的スタンスというのは分かっているようでも忘れてしまっていた気がします。